前々から、ずっと行きたいと思っていた京都寺町の芸艸堂(うんそうどう)。
ようやく行けたので、レポートしてみたいと思います。
実はひそかに一筆箋マニアな私。
仕事でよく使うということもあるけれど、気の利いたステキなデザインのものがあると、
つい買ってしまう。
今や、1年半ぐらい毎日使っても、多分消費しきれないじゃないか、というぐらいの量の
一筆箋が手元にあります・・われながら、おそろしい。
と、そんな私に友人が、「じゃあ、このお店、絶対気に入るよ~」と教えてくれたのが、
京都は寺町二条の芸艸堂(うんそうどう)。
このお店は、日本でただ一つの手刷り木版の和装本を出版する出版社なんだそうですが、
和雑貨も充実。
一筆箋をはじめ、ポチ袋や、はがき、メッセージカード、クリアファイル、
シール、ふろしきなどが販売されているとのこと。
それは行くしかないでしょ~と、
足を延ばしてまいりました。
と、これがお店。
建物は比較的新しいですが、1891年(明治24)の創業の会社です。
京都って、時間軸が違うなあ・・・
ちなみに、著作権の都合があるので、大きくは写せなかったのですが、
左端にちょこっと写っているのは、
神坂雪佳という近現代の日本画家の作品「狗児」です。
この「狗児」を含め、彼の作品をあしらった小物が
店内で沢山販売されています。
お店の中はこんな感じ↓
手前に商品が並べられていて、奥は作業所(?)になっているようです。
で、本日の私の戦利品はこちら↓
まず、本命(?)の一筆箋。
これは竹久夢二の「手まり」です。
季節を問わず、使えそうな感じだし、紙の質もよいので書きやすそう。
他に、伊藤若冲や、歌川広重など、昔美術の授業で習ったなあ・・・という日本画家の作品を用いた一筆箋がたくさんありました。
お値段は400円です。
それから、手紙出すのにいいかな~と思って買ったシール↓
上で紹介した神坂雪佳の図案集からの文様を組み合わせたものなのだそう。
カラフルでかわいらしく、使うのがかなり惜しくなりそうです。
シールも充実していて、葛飾北斎や歌川広重の作品をあしらったものが多数。
お値段は300円です。
そして、今回、衝動買いしてしまったのが、こちら↓
お買い得のコーナーにあった木版画ですが、
キレイなのでつい買ってしまいました・・・。
今使っている手帳の表紙が無地なので、それに貼ろうかな。
これは500円です。
(※お値段はすべて税抜き)
誰の作品なのか、聞くのを忘れた・・・今度行った時に、聞いてみよう(すでに行く気満々)。
あと、店内では雑貨の他にも、版画や木版本、美術本がたくさん扱われているので、
美術を学ぶ人、日本画が好きな人にとっては、かなりいい場所ではないかと思います。
支払方法は、現金をはじめ、カード類もOKです。
個人的にはWAON支払いができたのがウレシイ。
ちなみに、著作権の都合で撮影することはできなかったけれど、
レジの横に、何と元XJAPANのhide様の肖像版画が掛けてありました。
ここには画像は載せられないけれど、下のリンク先で見ることができます。
https://t.pia.jp/pia/events/hide-ukiyoe/
髪の毛がピンクにちゃんと着色されていて、ステキ。
版画になってもカリスマだわ~、hide。
定休日が土・日・祝日で、営業時間が9時~17時30分なので、
行くのがちょっと難しい人もいるかもしれないけれど、
寺町通は他に見どころも多いので、かなりおススメのお店。
是非京都観光に来られた方には、足を延ばしてみてください!
店舗名 | 京都寺町芸艸堂(うんそうどう) |
住所 | 〒604-0932京都市中京区寺町通二条南入妙満寺前町459番地 |
電話番号 | 075−231−3613 |
営業時間 | 9時〜17時30分 |
定休日 | 土・日・祝・祭日 |
ホームページ | https://www.unsodo.net/ https://www.hanga.co.jp/ |
アクセス | 京都市営地下鉄 東西線「京都市役所駅前」より徒歩5分 |
地図 |