京都 六角堂 入り口
京都 六角堂 入り口

 

職場の近くにあることもあり、普段は何気なく通り過ぎていた京都は烏丸六角の六角堂(正式名称:紫雲山頂法寺六角堂)。

なんか最近、観光客が多いなあと思っていたのですが、実は入ったことがありませんでした。

 

けれど!ふと見ると、桜がちらほら咲いていて、キレイではありませんか!

気分転換もかねて、昼休みに足を延ばしてまいりました。           

 

入口はこちら↓

京都 六角堂 入り口

京都 六角堂 入り口

 

京都 六角堂の歴史

 

実はこのお寺、聖徳太子(!)に建てられたとも言われているお寺。

なんでも、聖徳太子が京都を訪れた際に、持参していた念持仏を木にかけたところ、その仏が動かなくなり、この地にとどまって人々を救いたいと聖徳太子に告げ、それをうけた聖徳太子が建てたのがこのお寺なのだとか。

その他、平安京造営の際に、取り壊しの危機に見舞われるも、堂が自ら北方へ動いたという言い伝えも残っているのだからすさまじい。

現在の本堂は、1877年に再建されたものだそうですが、それでも門構えからして、いかにも歴史があるぞ!と言わんばかり。

それだけ、人々の信仰を集めているお寺なんだなあ、ということがわかります。

 

・・・と、そんな歴史的な由来もさることながら、

 

京都 六角堂の桜と地蔵

 

この六角堂は桜の名所としても有名。

HPによると、六角堂には、御幸桜(しだれ桜)、平安しだれ桜、染井吉野

3種類があるそうです。

 

 

で、肝心の桜は、こちら↓

 

京都 六角堂 枝垂れ桜

京都 六角堂 枝垂れ桜

 

これは本堂横のしだれ桜です。

しだれ桜は2種類あるそうだけれど、これはどちらかな。

いずれにせよ、お見事としか言いようがない。

 

で、こちら、十六羅漢像を撮影したものですが、

右端に写っているのが、御幸桜。

 

京都 六角堂 御幸桜

京都 六角堂 御幸桜

名前の由来が立札に書いてありますが、それによると、

「御幸桜」の名前は、花山法王の時代=平安時代(!)につけられたものとのこと。

この桜は、その時代から咲いていたものとは異なるとは思いますが、

京都の奥深さを感じさせます・・・すごい。

 

そして、個人的に好きなのが、こちら↓。

京都 六角堂 地蔵 桜

京都 六角堂 地蔵 桜

 

六角堂にはお地蔵さんがたくさんあるのですが、

お地蔵さんを守るように桜が咲いています・・・すてき。

 

なお、向こう側に見えるのは、華道の池坊会館とのこと。

この六角堂は、いけばな発祥の地ともされているのだそうです。

もう少ししたら、本格的な桜が楽しめるかも。

京都 六角堂のアクセス情報

 

京都 六角堂へは、京都市営地下鉄の烏丸御池駅5番出口から南へ歩いて3分ほど。

逆に、阪急京都線の烏丸駅21番出口から北へ5分ほど歩いても行けます。

駐車場はありませんので、公共の交通機関を利用して行くのが一番です。

どうしても車でいう場合は、近くのコインパーキングに停めるしかなさそうです。

お近くまで来た方は、是非一度足を延ばしてみてくださいね!

 

スポット名 京都 六角堂(紫雲山頂法寺六角堂)
住所 京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町
拝観時間 6:00〜17:00(夜の特別拝観時期を除く)
拝観料 無料
ホームページ http://www.ikenobo.jp/rokkakudo/index.html
アクセス 京都市営地下鉄「烏丸御池」駅5番出口から徒歩3分
阪急京都線「烏丸」駅21番出口から徒歩5分
地図
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